TRIPSICHORD『Tripsichord』CD
★初回限定生産
★紙ジャケット仕様
US西海岸サイケデリック・ムーヴメントから産まれた幻のアシッド・ロック!1970年に制作された“トリプシコード”唯一のアルバムが初の国内盤CD再発!
1968年、ヒッピー・カルチャーの“花の都”サンフランシスコで結成。ジェファースン・エアプレイン、モビー・グレイプ、イッツ・ア・ビューティフル・デイなどを手がけたマシュー・カッツをマネージャーに迎え、彼の“サンフランシスコ・サウンド”レーベルから発表されたアルバムが『Tripsichord』だ。多くのバンドが全米市場へと羽ばたいていったのに対し、地元のシーンにこだわった彼らは大きな成功を収めるには至らなかったが、オリジナル盤LP(数十枚のプレスといわれる)はサイケ・コレクター垂涎のレア・アイテムとして知られる。
本作が時代を超えて聴き継がれるのは単にレア度でなく、そのソングライティングと演奏力の高さによるものだ。ガレージ・ロックの流れを汲むパフォーマンス、ハード・サイケ色もあるエッジの効いたフランク・ストレイトのリード・ギター、ジャジーでブルージーなジャムとハーモニー、スピリチュアルな歌詞(メンバー数名はモルモン教に帰依)などは、ラヴ&ピースがチャールズ・マンソンやオルタモントの事件によって音を立てて崩れ落ちていく時代の転換期ならではの音をヴィヴィッドに捉えている。
『Tripsichord』を発表して間もなくバンドは解散、メンバー達はアメリカの各地に四散していった。1971年、ブルースの名門“チェス”レーベル傘下の“ジェイナス・レコーズ”から再発された頃、バンドは既に存在しなかったが、トリプシコード・ミュージック・ボックス(後にトリプシコードと名乗る)は西海岸サイケの“幻”のバンドとして伝説となってきた。21世紀初頭にはイタリアの再発レーベル“アカルマ・レコーズ”からボーナス・トラック入りで初のCD化が実現、輸入盤に帯をつけた日本流通盤も発売されたが、こちらも久しく廃盤。それから四半世紀を経て、待望の再発が実現する。当時リリースされたシングル・トラックを追加しているのも貴重だ。
LSDの“トリップ”とクラシック音楽の“ハープシコード”を合体させた造語をバンド名に冠するトリプシコード。『Tripsichord』はその名のとおり西海岸サイケデリアの“聖”と“俗”を兼ね備える、1960年代の終焉を告げる時代のサウンドトラックとして聴かれるべきアルバムだ。
■Track list
- 1.On The Last Ride
- 2.We Have Passed Away
- 3.Black Door
- 4.The New Word
- 5.Son Of The Morning
- 6.Short Order Steward
- 7.The Narrow Gate
- 8.Fly Baby
- 9.Everlasting Joy
- 10.Times And Seasons (7” Single)
- 11.Sunday The Third (7” Single)
- 12.Fly Baby (7” Single version)
