GROUP『mikazuki』CD
メランコリックかつフィジカル、真にエモーショナルな唯一無二のインストゥルメンタルを奏でるバンド、GROUPが帰ってきた! 前作『Before Turning Off the Light』以来じつに15年ぶりとなる待望のニュー・アルバム! なんと美しく、優しく、切なく、狂おしく、雄弁なインスト音楽だろう。名状しがたい感動が押し寄せてくる……。
◆ 日本のポストロックの先駆者の一組にも数えられるインスト・バンド、GROUP。しかし、彼らが奏でる音楽はポストロックとは言いがたい。彼らが奏でるのは、途方もなく感動的な“ただの”インストゥルメンタルである。現在のメンバーは、タケヒサ(g)、イゲ(g)、イシカワ(b)、ハンチョー(tp)、ケンジー(ss)、テツロウ(ds)の6人。本作は、歌心あふれる、叙情と緊張感が同居したエモーショナルな音楽で多くのファンを魅了してきた彼らの、じつに15年ぶりとなるニュー・アルバム(通算第三作)である。
◆ メンバーの脱退~交代などもあり、前作『Before Turning Off the Light』から15年もの歳月が流れてしまったが、さまざまな感情を喚起する起伏に満ちた音楽は健在。有機的に絡み合う、情感あふれる2本のギター、ときに清々しい表情を見せる、むせび泣く2本の管、繊細かつダイナミックに躍動するドラム&ベース……。ふたたびあの音に酔い、泣き、喜び、感動に打ち震えるときがやってきたのだ。計り知れない訴求力をもって迫ってくる、ひたすらにすばらしい傑作が誕生した。
◆ 録音&ミックスは、skillkillsや幾何学模様などを手がける君島結(ツバメスタジオ)。ヴィヴィッドかつアナログの温もりあふれるサウンドにも注目してほしい。
■Track list
- 1. Old Night & the New Morning
- 2. Route 135
- 3. Balcony Song
- 4. Rain Then Halation
- 5. Taming of the Shrew
- 6. Icarus
- 7. Ode to Crescent
- 8. Route 135 Revisited