エリザベス・シェパード『モントリオール』CD
カナダが誇る才媛シンガー・ソングライター、エリザベス・シェパード4年ぶり新作は、愛するモントリオールの街をテーマにしたコンセプト・アルバム!
ジャケットさながらの甘美なもや靄が充満したような夢幻ジャズ・ポップ・ワールド! ソフトな美声とメロウなエレピ、モダンなビートが聴く者を至福の陶酔へと誘う……
オーガニックで洒脱なジャズ・ポップを奏でる才色兼備の女性シンガー・ソングライターとして日本でも絶大な人気を誇るエリザベス・シェパード。リオーネル・ルエケも参加した前作『The Signal』(2014)でエレクトロニック・サウンドを大胆に取り入れ、新世代ジャズ系のアプローチへと一気に舵を切った彼女が、4年ぶりのニュー・アルバムを完成! エレピを多用した幻想的なサウンドメイクや、随所にモダンなビートを取り入れた野心的なアレンジは前作の発展形ながら、今回はますますドリーミーで陶酔感の強い作品に仕上がっている。彼女が暮らすフランス語を公用語とする“北米のパリ”=モントリオールをテーマとしたコンセプト・アルバムだけに、フランス語歌唱による楽曲が多くを占め、その響きが本作をますます心地よく且つ洒脱たらしめている。エスペランサ・スポルディングやグレッチェン・パーラトなど、才気あふれる女性アーティストのファンこそ必聴の傑作だ。
■Track list
- 1. Tio'tia:ke
- 2. Reine du monde
- 3. Suits and Ties
- 4. The Terminal
- 5. C'est le temps
- 6. Ainsi
- 7. Our Lady
- 8. Jedlika
- 9. La boxe
- 10. The Good Lord's Work
- 11. Beau voyage