カシン『リラックス』CD
※日本先行発売 ※解説:中西仁
間違いなく本年度ブラジリアン・インディ・ポップの大本命盤!
ゼロ年代以降の刺激的ブラジル音楽を牽引し続けている最重要プロデューサー:カシン久々のリーダー作は、その圧倒的なセンスが爆発した<時空の歪んだドリーミー・ソフトロック>のごとき大傑作!
カエターノ・ヴェローゾやガル・コスタ、アート・リンゼイといった大物から気鋭の若手まで、これまでプロデュースしたアーティストは数知れず。自身もモレーノ・ヴェローゾ&ドメニコ(・ランセロッチ)との「+2」プロジェクトなどでリリースを行ってきたほか、度々の来日公演やアニメ「ミチコとハッチン」のサウンドトラックを手掛けるなど、日本とも縁の深い奇才プロデューサー/ベーシスト、カシン。紛れもなく00年代以降の刺激的なブラジリアン・ポップ・サウンドを作り上げてきた張本人であり、「面白いサウンドの影には常にカシン在り」といっても過言ではない活躍ぶりは“ブラジルのジョン・マッケンタイア”とでも言いたくなるが、そんな彼が前作『Sonhando Devagar』(2011年)以来、実に6年ぶりとなるリーダー作を完成!ショーン・オヘイガン(ザ・ハイ・ラマズ)やクリス・カミングス(a.k.a マーカー・スターリング)など欧米アーティストとの共作曲も含み、盟友ドメニコやステファン・サンフアン、アルベルト・コンチネンチーノらと作り上げた本作は、60’sソフトロック~モンド~ポストロックが一体化したような、思いっきりハイセンスなのにどこかファニーでストレンジなカシンらしいポップ・サウンドが全編で炸裂した大傑作!4月リリースのドメニコの最新アルバム『オルガンス山脈』と同様、これまた欧米のインディロック/ポップファンも必聴の刺激的サウンドです!
■Track list
- 1. O Anestesista
- 2. Estrada Errada
- 3. Seria O Donut?
- 4. A Paisagem Morta
- 5. Relax
- 6. Enquanto Desaba O Mundo
- 7. Sua Sugestao
- 8. Comprimidos Demais
- 9. Digerido
- 10. Coisinha Estupida
- 11. As Coisas Que Nos Nao Fizemos
- 12. Momento De Clareza
- 13. Estricnina
- 14. Taxidermia