モンキー・ハウス『レフト』CD
金澤寿和監修<Light MellowSearches>からファン待望のリリース! 現代最高のスティーリー・ダン・フォロワー:モンキー・ハウスの新作は、なんとジェイ・グレイドンも参加の超豪華作!
「世界に並み居るスティーリー・ダン・フォロワーたちの中でも、魂と愛情の籠ったリスペクトぶりで群を抜き、本家周辺メンバーからのお墨付きを得るドン・ブライトハウプト率いるモンキー・ハウス。4年ぶりとなる新作が、ようやくココに登場する(本邦2作目)。参加ミュージシャンには、前作にも参加した本家関係者マイケル・レオンハート、ドリュー・ジングに加え、名曲「Peg」のギター・ソロで知られるジェイ・グレイドン、デヴィッド・ボウイの遺作『★』にも名を連ねた気鋭のサックス奏者ダニー・マッキャスリンなど。今回は、中期ダンを思わせるモア・オーガニックなサウンドが聴きモノだ」――金澤寿和
あまりの完成度の高さからAOR ファンの話題をさらった傑作『Headquarters』の日本盤リリースから早1 年、名実ともに現代最高峰のスティーリー・ダン(以下SD)フォロワーであるモンキー・ハウスが待望のニュー・アルバムを完成! 前作の本国リリースは2012 年だったから、実に4 年ぶりの新作ということに。モンキー・ハウスの実態は、カナダのトロントを拠点にする現地では著名な作編曲家にして鍵盤奏者/シンガーのドン・ブライトハウプトによるワンマン・プロジェクトで、文筆家の肩書も持つ彼はSD 研究書『Aja』(07 年)も上梓している。日本でも『スティーリー・ダン Aja 作曲術と作詞法』(DU BOOKS)として紹介され、好評を得た同書は、そもそもドナルド・フェイゲンへのインタビューを中心に構成されているわけだから、いわばドンは本家SD 公認の存在とも言えるのだ。そんな筋金入りのSD フォロワーである彼の4 年間の成果が詰め込まれた本作は、参加ミュージシャンもさらにパワーアップ! そして、アレンジの随所にSD マナーを感じさせつつ、ドンのポップ・ソングライターとしての魅力がより一層浮き彫りとなった楽曲の数々も、単なるフォロワーの域を脱したネクストステージへと突入。彼の音楽キャリアの集大成というべき充実作にして、またしても全AOR ファン必聴の傑作である。
■Track list
- 1. My Top 10 List
- 2. When The Kid Comes Home
- 3. Good To Live
- 4. It's Already Dark In New York
- 5. Tango By Yourself
- 6. Anyone
- 7. It Works For Me
- 8. Maybe None Of This Would Have Happened
- 9. What Exactly Is It That You Do All Day?
- 10. Death By Improvement
- 11. The Art Of Starting Over
- 12. It Works For Me (Radio Remix)