ギャラクティック『オールレディ・レディ・オールレディ』CD
ニューオーリンズが誇る世界最強ジャム・ファンク・バンド、ギャラクティック待望のニュー・アルバム! 多彩なシンガーをゲストに迎えた痛快きわまりない傑作!
ギャラクティックが3年以上ぶりとなる新しいスタジオ・アルバム『オールレディ・レディ・オールレディ』をリリースする。ニューオーリンズに拠点を置くこの名高いインストゥルメンタル・グループは本作において、彼ら独自のプログレッシヴ・サウンドに対してはっきりと当代風のアプローチを取っている。オーディエンスを揺さぶるクレセント・シティ・ファンク・ポップンロールの骨組みの中に、現代的なリズムとエレクトロニックな楽器編成を取り入れているのだ。メンバーのロバート・マーキュリオとベン・エルマンのプロデュースによるこの新しいアルバムで、ギャラクティックは今一度、彼らの音楽探究を手助けしてくれる多種多様なゲスト・ヴォーカリストたちに協力を求めている。各人がバンドの多面的なグルーヴに詩的なフレイヴァーと独自の個性を加えている。ギャラクティックのトレードマークとなる強力なインストゥルメンタル2曲を劈頭と掉尾に配したアルバムは、『オールレディ・レディ・オールレディ』と名付けられた。ニューオーリンズのシンガー、プリンセス・ショウ(YouTubeで大評判)をフィーチャーし「Going Straight Crazy」のそぎ落とされたバスドラムのキックとスナップに乗せた歌から、猛烈に速い「Dance At My Funeral」におけるパンク・キャバレー・アーティスト、ボーイフレンドの奇抜で早口のラップまで、アルバムは短く、紛れもない創造的な筋肉の猛烈な爆風である。これまでと同じく、ギャラクティックの多岐にわたる音楽的興味が安易なジャンル分けをまったく不可能にしている。『オールレディ・レディ・オールレディ』は、バンドの名前がずいぶん昔に確立されたのと同じく包括的で普遍的だ。
「自分たちがやっていることに名前をつけることはできなかったんだ」と、エルマンは言う。「たくさんの言葉を口にすることはできる。ファンクとも言えるし、R&Bやジャズ、もしくは他のなんでもとも言える。でも本当に、そのすべてなんだよ」
■Track list
- 1. Already
- 2. Going Straight Crazy feat. Princess Shaw
- 3. Clap Your Hands feat. Miss Charm Taylor
- 4. Everlasting Light feat. David Shaw and Nahko
- 5. Touch Get Cut feat. Erica Falls
- 6. Goose Grease
- 7. Dance At My Funeral feat. Boyfriend
- 8. Ready Already