ブルーズ・ザ・ブッチャー『フィール・ライク・ゴーイング・ホーム』CD
永井“ホトケ”隆×沼澤尚×中條卓×KOTEZ=日本屈指のブルーズ・コンボ、ブルーズ・ザ・ブッチャー、4年ぶりとなる待望のニュー・アルバム!記念すべき通算第10作!
■永井“ホトケ”隆(g/vo)×沼澤尚(ds)×中條卓(b)×KOTEZ(hca/vo)から成る日本を代表するブルーズ・バンド、ブルーズ・ザ・ブッチャー。その、故ムッシュかまやつ、ジェームズ・ギャドソンとの共演盤、うつみようこ(元メスカリン・ドライヴ~ソウル・フラワー・ユニオン)をゲストに迎えた二作を含めて通算第10作となるニュー・アルバム。
■本作のテーマは、永井のブルーズの原点ともなるマディ・ウォーターズ。永井が最初に好きなったブルーズマンがマディ・ウォーターズ。ローリング・ストーンズをはじめ、世界中のミュージシャンに大きな影響を与えたシカゴ・バンド・ブルーズの生みの親。これまでもたびたびその楽曲を取り上げてきたブルーズ・ザ・ブッチャーだが、今回はそのマディのナンバーにがっぷり四つで取り組んだ。ほぼ全編マディ・ナンバーによる気概のニュー・アルバムが完成した。
■そして、マディのバンド・スタイルの完成に欠かせない存在だったブルーズ・ハーモニカの革新者リトル・ウォルター。比類なきテクニックと、彼によって一般的なものとなったアンプリファイド・ハープで後続に最も大きな影響を与えたと言っていい偉人。その名曲をKOTEZがカヴァー。
■沼澤尚と中條卓の超強力リズム隊が生み出す鉄壁グルーヴに、永井“ホトケ”隆のディープなブルーズ・シンギング&ギターと、KOTEZのパワフルなハーモニカ&ヴォーカルが乗るbtbのシグネチャー・サウンドは今回も健在! マディの重厚な楽曲からリトル・ウォルターのキャッチーなナンバーまで、すべてに新たな息吹をもたらしている。
■録音&ミックスは、2011年の『ヴードゥー・ミュージック』以来、7作目のタッグとなる内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND等)が担当。btbのディープ・ブルーズ・グルーヴを知り尽くした内田による、ぶっとく生々しい極上の“鳴り”を体感してほしい。もちろん、今回も小細工は一切なしの完全一発録り!
■アートワークは前二作に引き続き、放蕩画家の異名を持つイラストレイター、久原大河が担当。インパクト絶大な画でbtbサウンドを彩る。
■Track list
- 1. I Feel Like Going Home
- 2. Honey Bee
- 3. Gone To Main St.
- 4. Tell Me Mama
- 5. Can't Hold Out Much Longer
- 6. Why Are People Like That
- 7. Baby, Please Don't Go
- 8. Trouble No More
- 9. Last Night
- 10. Forty Days & Forty Nights
- 11. Walking Thru The Park
- 12. Too Late
- 13. Mannish Boy