ジーン・ラッセル『トーク・トゥ・マイ・レディ』CD
〈Black Jazz Records〉の創設者、ジーン・ラッセルがレーベルに残した2枚目にして最後のリーダー作が73年のオリジナルリリース以降、初めてヴァイナル・リイシュー! とにかく心地の良いジーンのエレピを堪能してください!
ベースにヘンリー・フランクリン、ギターにカルヴィン・キイズという〈ブラック・ジャズ〉ではお馴染みのスペシャリストたちを迎え、更にパーカッションのメンバーが加わるなどデビュー作以上にメンバー構成が豪華な作品! ジーン・ラッセル自身は全体のプロデュースに加えピアノを担当しており、彼が奏でた優しく研ぎ澄まされたエレピの音色は冒頭を飾るタイトルトラック「Talk To My Lady」からメロウで夢見心地な世界観を作り上げてます。M2「Get Down」では雰囲気をガラッと変え、ヘンリーのベースがゴリゴリと鳴ったジャズファンクに仕上がっており、ボサノヴァ風アレンジの中でスウィートなジーンのエレピが輝き続けるM5「You Are The Sunshine Of My Life」にたどり着く頃には気分は最高潮! そしてM7「My Favorite Things」でのサイケデリックすら感じさせるブラック・ジャズ・オールスターたちによる狂気的な演奏で度肝を抜かれるはず!
■Track list
- 1. Talk To My Lady
- 2. Get Down
- 3. Me And Mrs. Jones
- 4. For Heaven's Sake
- 5. You Are The Sunshine Of My LIfe
- 6. Blues Suite
- 7. My Favorite Things
- 8. If You Could See Me Now