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堀越英美 / 女の子は本当にピンクが好きなのか

通常価格 ¥2,400

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女の子は本当に〈ピンク〉が好きなのか?

国を越えてこれほど多くの女児がピンク色を好むのは、いったいどういうわけなのでしょう。 二女の母としての素朴な疑問からはじまる、〈ピンク〉の歴史と現代女児カルチャーの考察。 玩具からアニメまで、ドメスティックな現象から海外シーンまで。
女の子が、そして男の子が、のびのびと自分を認められる社会のために──。

“ギーク母さん"こと『萌える日本文学』(幻冬舎)や『ギークマム?21世紀のママと家族のための実験、工作、冒険アイデア』(共訳、オライリージャパン)などの著者、堀越英美がウォッチする現代女児カルチャー事情。

欧米ではこうしたピンク攻勢に警鐘を鳴らす声も大きく活発な議論がかわされています。 本書では「ピンク・グローバリゼーション」現象を取り巻く議論をふまえ、近年社会現象となったアニメ作品や、欧米を中心に模索されているさまざまな玩具に顕著な女児たちの価値観の変遷を分析、そしてピンク色まみれの女児たちが自立した大人となる道を模索します。

もっともピンク色に溢れているように見える女児向けコンテンツの世界から、いまその窮屈さをはねのけるいきいきとしたアイディアが芽吹きはじめているようです。

目次

イントロダクション

第一章 ピンクと女子の歴史
ピンク=女子はフランス発/きらびやかな男性たち/子供服における男女の区別/
黒を追放してピンクを手にせよ/五〇年代アメリカとピンク/
厭戦カラーとしてのピンク/ウーマンリブの登場/日本におけるピンク

第ニ章 ピンクへの反抗
女子向けSTEM玩具の登場/ピンクに反逆する女児たち/ピンク・スティンクス/
政治問題としてのピンク・グローバリゼーション/ジェンダーと玩具/
ファッションドールが女の子に教えること

第三章 リケジョ化するファッションドール
バービー売上不振の理由/〈プロジェクトMC2 〉とギークシック/
イギリス生まれのSTEMドール〈ロッティー〉/セクシーすぎない女子アクションフィギュア/
多様化するドール界/男の子だってバービーで遊びたい! /技術があれば女の子も戦える

第四章 ピンクカラーの罠 日本女性の社会進出が遅れる理由
〝女らしい職業〟と現実とのギャップ/ピンクカラーの罠/
なぜ女の子はピンクカラーに向かうのか/改善されない日本/ピンクは母性と献身の色/
「プリンセス」は「キャリア」ではない/「かぐや姫」を守るためにできること

第五章 イケピンクとダサピンク、あるいは「ウチ」と「私」
ピンクへの拒否感/ダサピンク現象/主体としての一人称「ウチ」/
性的客体化が女子に与える害/主体としてのイケピンク

第六章 ピンク・フォー・ボーイズ
ピンクの好きな男子たち/「カワイイ」と男子/男の子への抑圧/
中年男性も「カワイイ」世界へ/『妖怪ウォッチ』と『アナ雪』が切り開く時代/
新しいディズニープリンセス

あとがき

発売日:2016/2/26 


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