ジョン・コルトレーン──
その少年時代、軍隊時代、薬物依存、政治活動、そして恋愛と数々の伝説的レコーディング、その常軌を逸した生き方や時代、自らの背景を形成した重大な歴史の出来事を浮かび上がらせる評伝がコミックで登場。
2009年にイタリアで出版され、現在では、英、米、仏、デンマーク、ブラジル、アルゼンチンと計7カ国で出版されたスピリチュアル・ジャズ・コミック、
待望の日本語訳!
ノース・カリフォルニアでの辛い極貧な少年時代を経て、ジョン・コルトレーンは時代でもっとも偉大なジャズ・ミュージシャンへと成長した。セッション・ミュージシャン時代からチャーリー・パーカー、ディジー・ギレスピーそしてマイルス・デイヴィスのバンドでの活動を通じて、その本物の才能と実験精神はジャズにおける新たな旋風を巻き起こした。50年代と60年代におけるジャズの中心部で、コルトレーンとそのカルテットは、もっとも革新的で表現に富んだ時代の音を創造した──今日に至るまでインスピレーションを与え続ける音楽を生み出した伝説的なパイオニアの証言の集大成がイタリア人のグラフィック・アーティストによってコミックとして刊行!
2009年にイタリアで出版された本書は、評判に評判を呼んで、この6年間ですでに6カ国語に訳されて、7カ国にて刊行されている。
(解説:大谷能生)
パオロ・パリージ(著)
石原有佐子(訳)
発売日:2016/3/2