ボブ・ディランとは何者なのか、彼の歌詞の何がすごいのか…… これを読めばわかる!
すべての「ボブ・ディラン本」へのアンサー。
約50枚におよぶディスコグラフィを丹念にたどった、著者自身が代表作と語るボブ・ディラン論の決定版。 萩原健太の『ボブ・ディランは何を歌ってきたのか』は、1962年のデビュー・アルバム『ボブ・ディラン』から2012年の『テンペスト』までの、約50枚にもおよぶディスコグラフィーであり、萩原健太によるボブ・ディラン論でもある。
長年、ディランを研究し続けてきた著者の、作品ごとの詳細な解説をしながら「現在」までのディランを丹念に描いた、渾身の書き下ろしだ。60年代の黄金期を繰り返すことなく、なおも「現役」であり続ける巨匠の姿がいま、はっきりと立ち上がる。