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スラヴォイ・ジジェク『パンデミック 世界をゆるがした新型コロナウイルス』

¥1,850

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スラヴォイ・ジジェク『パンデミック 世界をゆるがした新型コロナウイルス』

本体価格:1,850円+税
発売日:2020/06/24
ISBN:978-4-909483-58-4
スラヴォイ・ジジェク(著) 斎藤幸平(監修) 中林敦子(訳)


COVID-19以後の世界に訪れる「野蛮状態」という危機──それを避けるためには?

愛する人と距離をおくことが最大の愛情表現となり、トイレットペーパーがダイヤモンドのような価値を持つコロナ禍の世界。そして権力が無能を顕にしつつあるアフター・コロナの時代に訪れる「野蛮状態」とは何か、そしてそれを避ける道はどこにあるのか。

「最も危険な哲学者」の緊急提言!


目次

序章 我に触れるな。
第一章 我々はみな、同じ舟に乗っている。
第二章 何をこんなに、いつも疲れているのか?
第三章 欧州のパーフェクトストームに備えて
第四章 ようこそ、ウイルスの砂漠へ
第五章 感染流行の五段階モデル
第六章 イデオロギーのウイルス
第七章 冷静にパニクれ!
第八章 監視と処罰? ええ、お願いします!
第九章 人の顔をした野蛮が我々の運命か
第十章 共産主義か野蛮か。それだけだ!
補遺 友人からの二通の有益な手紙
サマラの約束:古いジョークの新しい使い方

解説:リュブリャナの約束 古い理論の新しい使い方?(斎藤幸平)

著者
スラヴォイ・ジジェク(Slavoj Žižek)
1949年スロヴェニア生まれ。哲学者。リュブリャナ大学社会科学研究所上級研究員、ロンドン大学バークベック人文学研究所インターナショナル・ディレクター。哲学や政治理論における新地平を切り拓き、文学や映画を縦横無尽に論じている。
著書に『イデオロギーの崇高な対象』(河出文庫)、『汝の症候を楽しめ』(筑摩書房)、『ラカンはこう読め!』(紀伊國屋書店)、『ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として』(ちくま新書)他多数。

監修・解説
斎藤幸平
1987年生まれ。大阪市立大学経済学研究科准教授。日本MEGA編集委員会編集委員。
著書に『大洪水の前に:マルクスと惑星の物質代謝』(堀之内出版、2019年)等。
監訳にマルクス・ガブリエル、スラヴォイ・ジジェク『神話・狂気・哄笑』(堀之内出版、2015年)等。
編著に『資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐』(集英社新書、2019年)、Marx-Engels-Gesamtausgabe, IV. Abteilung Band 18, De Gruyter, 2019.
2018年、ドイッチャー記念賞を受賞。

翻訳
中林敦子
大阪大学文学部卒、カリフォルニア州立大学大学院 言語学MA。フリーランス翻訳者として、主に医療、製薬・医療機器の分野で、企業HPやパンフレット、学会資料などの実務翻訳。市役所の外国人相談員でもあり、市内に暮らす外国籍市民の生活上の問題解決にあたる。訳書にゼイナップ・トゥフェックチー『ツイッターと催涙ガス』(Pヴァイン)。好きなものは、フィリピンのスイーツ「ブコ・サラダ」と、白鳳・天平の仏像と、ハリネズミと、民主主義。

http://www.ele-king.net/books/007655/


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