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別冊ele-king『ジム オルーク完全読本 -all About Jim O'Rourke-』松村正人(編)

¥1,700

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1999年にリリースした『Eureka(ユリイカ)』は先鋭化と細分化きわまった90 年代音楽の粋を集めた作品であっただけでなく、その実験とポップの相克のなかにつづく2000~2010年代のヒントを散りばめた、まさに世紀を劃す大傑作だった。

このアルバムでジム・オルークはシーンの中央に躍り出た。
多面的なソロワーク、秀逸なプロデュースワークに他バンドへの参加、映画音楽にゆるがない実験性を披露した電子音楽の傑作群、さらに2006年来日して以降の石橋英子や前野健太とのコラボレーション?以降の活躍はだれもが知るとおりだ。

そして2014年5月、ジム・オルークは個人名義の「歌ものアルバム」を発表する。
そこには『ユリイカ』以後の年月に磨かれた何かが凝縮しているにちがいない。
それについて訊きたいことは山ほどある、というより、このアルバムを聴き尽くすこと、ジム・オルークを多面的に知ることは音楽の現在地を知ることにほからない、のみならず、おしきせの90年代回顧を覆す問題意識さえあきらかになるはずだ。
ジム・オルーク、新作を語り尽くす?超ロング・インタビュー
10人の批評家による新作大合評、関係者によるコメンタリー、本人監修による(もっとも完全にちかい)ディスコグラフィ

初回版のみフジオプロが描きおろすジムさん肖像画ハガキが綴じ込み付録!

 

発売日:2015/5/15 
http://www.ele-king.net/books/004710/


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